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東海愛知新聞

「長年の夢かなう」

西尾の三河湾リゾートリンクス クルーズ船の内覧会

西尾市吉良町のリゾートホテル「三河湾リゾートリンクス」はこのほど、クルーズ船「マリン・リンクス号」を完成させた。5日には、9日に初就航となる同船の内覧会が開かれた。()

船は全長約19メートル、幅約3.5メートル、重量19トン。定員は70人だが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため当面は乗船人数を半分に減らす。三河湾に浮かぶ佐久島や梶島周辺を運行し、船上で日の出日の入りやホテルの料理が楽しめる。

利用プランは、同ホテルのシェフが同乗し料理を振る舞うラグジュアリーコース(中学生以上3万円、小学生2万1000円、3〜5歳1万円)をはじめ、宴会プラン(中学生以上8000円、小学生5600円、3〜5歳2800円)や貸し切りプラン(2時間15万円)、オーダーメードプラン(料金など要相談)もある。

この日は、中村健西尾市長をはじめ、関係者ら約50人が参加。創業者の牧甫さんが「長年の夢が叶った。遊覧船を浮かべて地域の活性化のために頑張っていく」とあいさつした。

その後、牧さんや中村市長らがテープカットを行い、船内を見て回った。参加者全員が内覧を終えると、希望者を乗せて船は三河湾に向けて出航した。

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