東海愛知新聞バックナンバー

 11月15日【土】
第2東名額田IC周辺

都市計画区域へ編入

26年には「市街化」指定

岡崎市は、平成26年に予定されている第二東名高速道路の(仮称)額田インターチェンジ(IC)の供用開始に伴い、ICを中心に半径約5キロ圏内の10町を都市計画区域に編入する。産廃・解体施設やラブホテル建設などによる乱開発を防ぐのが目的で、編入時期は平成22年ごろ。

編入対象となるのは樫山、桜井寺、下衣文、鹿勝川、細光、淡渕、片寄、牧平の各町と、夏山、滝尻町の各西側地域。1,400世帯がある。

市は編入後、ICの供用開始に合わせてIC周辺を市街化区域に指定する。市街化区域では建築確認申請が必要となり、インフラ整備に伴う都市計画税が徴収され、生産緑地を除く農地が課税対象になる。

市は今夏に住民、企業への全体説明会を開き、13日からきょう15日まで住民への個別説明会を行っている。今後も要望があれば個人、集落単位に限らず説明するという。

市都市計画課は「額田地区に根付く昔からの生活や豊かな自然環境を守るためにも、また総合的な土地利用を進める上でも、ご理解いただきたい」としている。


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