東海愛知新聞バックナンバー
 9月18日【木】
岡崎の3人 海外で活動
青年協力隊橋村さん
シニアボランティア酒井・平岩さん

今年度の青年海外協力隊とシニア海外ボランティアに、岡崎市竜美東の橋村久美子さん(27)、北野町の酒井正男さん(57)、八帖南町の平岩義邦さん(61)が第2次隊員として参加する。赴任期間はいずれも2年間で、橋村さんは29日、酒井さんと平岩さんは22日に出発する。

青年海外協力隊の橋村さんはタンザニア・リンディ州ナチングウェアのナチングウェア中等学校に赴任し、理数科教師として生物、化学などの授業を教える。

シニア海外ボランティアの酒井さんは31年間勤めた大手企業を早期退職し、コスタリカ・アラフェラ市にある中米域内産業技術育成センターに赴任。生産工学の知識を生かし、生産管理や品質管理などを指導する。

百貨店で販売促進を担当してきた平岩さんは、チュニジアの首都チェニス市にある開発・国際協力省に赴任。都市と村落の経済格差解消のため、地域振興の支援に従事する。

3人は16日、市役所を訪れ、石川副市長に「子どもたちとどんどんコミュニケーションを取って良い授業をしたい」「自分の知識を向こうの文化と交換したい」「支援するという目線ではなく、教えてもらいながらできることをしたい」とそれぞれ抱負を語った。




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