東海愛知新聞バックナンバー
 5月14日【水】
全校児童で田植え体験
秋の収穫が楽しみ
岡崎市常磐南小

米作りを学校行事に活用している岡崎市常磐南小学校の児童34人が13日、学校近くの田んぼで田植えを行った。

同校では昭和55(1980)年ごろから農林業の体験学習を重視してきた。米作りも田植えから田の草取り、稲刈りまで体験。収穫した米で作った五平餅(もち)や七草粥(がゆ)を食べている。

汗ばむ陽気になったこの日、新一年生4人を含めて全校34人が田口町の野村和一さん(72)所有の田んぼ約2アールに入り、ミネアサヒの苗を植えた。

体験も6年目になる六年生が植える場所の印が付いたひもを伸ばすと慣れた手つきで植えていった。稲の管理は六年生6人が行い、11月には収穫祭を行う。昨年は同じ場所で約180キロの収穫があった。

六年生の女子児童は「田んぼの水は冷たくて気持ちがいい。秋の収穫が楽しみ」と手際よく植えていた。





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