東海愛知新聞バックナンバー
 3月27日【木】
環境保全に検査の目
岡崎市総合検査センターに新施設

岡崎市美合町の市総合検査センターに「衛生検査棟」が完成し26日、完成式と内覧会が行われた。敷地内の管理棟(繊維センター)、水質検査棟(環境調査センター)とともに、同市の科学検査部門4機関の総合検査センターへの統合が完了した。

完成式で柴田紘一市長は「環境汚染や水質をきちんと検査し、安全な環境の中で進んでいく街づくりをしていきたい」とあいさつ。この後、棟の前でテープカットが行われ、出席者約110人に内部が公開された。

保健所生活衛生課試験検査班が管理する棟は、これまで一緒だった乳検査、添加物検査、検体受取室と、食品検査、水質微生物検査室、食品アレルギー検査の部屋を区分けした。

またダニなどの微生動物、ウイルス、細菌の検査室も細分化。棟内には保健所の薬剤師や臨床検査士6人が常駐する。

建物は鉄筋コンクリート2階建てで、延べ床面積659平方メートル。建設費は約2億3300万円。





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