東海愛知新聞バックナンバー
 3月25日【火】
歯科総合センターが完成
緊急診療や健診
4月1日から業務
岡崎歯科医師会

岡崎歯科医師会(柏木博行会長)が中町4丁目に新設した新会館「岡崎歯科総合センター」で23日、完成式が開かれた。式のあと内覧会があり、大勢の市民が真新しい施設の中を見学した。今月1日にオープンした市保健所などがある岡崎げんき館の北側にあり、4月1日から業務を始める。休日昼間と平日夜間の歯科緊急診療や、保健所から委託された2歳児の歯科健診、市民を対象にした各種講座などを開催する。
 完成式には杉浦正健代議士、石川優副市長ら来賓と会員合わせて約100人が出席した。
 柏木会長は「隣の市保健所とも連携しながら、歯科医療の拠点として地域住民の期待に応えられる施設にしていきたい。みなさんのご協力をお願いしたい」とあいさつした。
 施設は鉄筋コンクリート2階建て延べ約1,107平方メートル。1階に診療台3台を備えた診療室、寝たきりなど在宅患者の訪問診療、治療を担当する口腔ケアサポートセンター、レントゲン室、歯科医師会の事務室、2階には健診センター、105席の多目的講堂などを整備した。
 昭和40(1965)年、六供町にオープンした現在の会館は老朽化が進み、敷地が狭く、周辺に住宅が建ち並んで場所が分かりづらいなどの声があった。このため5年ほど前から新会館の建設を検討してきた。
 新しい会館では健診、治療業務のほか、市民向けの健康講座を開催。将来は障害者を対象にした歯科診療も行うことにしている。





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