東海愛知新聞バックナンバー
 2月16日【土】
4月12日
生理研 市民講座
岡崎げんき館で開催
料理レシピも紹介
保健所と連携
岡崎市

岡崎市明大寺町の自然科学研究機構・生理学研究所の岡田泰伸所長は15日、岡崎カンファレンスセンターで先月に1回目を開いた「せいりけん市民講座」を2回目以降から、市保健所と連携して岡崎げんき館(3月1日オープン)で開いていくと発表した。
 2回目以降は「からだの科学」と題してシリーズ化し、年4回程度の定期講座として開催する。受講無料でいずれも定員200人、予約不要。すでに4月12日と5月24日の開催(ともに午後1時30分から)が決まっている。
 4月12日は、同研究所の富永真琴教授による「ホットなトウガラシとクールなミントでからだも元気!」。トウガラシやミントなど、食べると体内の温度が急激に変わったように感じる感覚を、富永教授が研究する味覚と温度の不思議な関係から説明する。講演後は、代謝の良くなるトウガラシやミントを使った料理レシピを紹介する。
 5月24日は同研究所の元准教授で、浜松医科大学の瀬藤光利教授が講師を務める「ジョジョに奇妙な脳科学」。「世界脳週間」にちなみ、脳が受けたたくさんの刺激の中から、不要な刺激を一掃する働きをする酵素「スクラッパー」について講演する。
 同研究所では2講座のポスターを作成し、市内各所で開催を告知していく。





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