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東海愛知新聞

きょうから夏休み

23日まで 小中学校で終業式

岡崎市内の公立小中学校で7日、1学期の終業式が行われた。コロナ禍による3〜5月の臨時休校を受けて、通常40日程度ある夏休みは、きょう8日から23日までの16日間に短縮。さらに、終業式後に配られていた通知表は2学期の始業式の日(24日)に配布されるなど、児童・生徒にとっては異例の締めくくりとなった。()

岡崎小学校では、午前8時20分から終業式を開催。3密(密閉・密集・密接)回避のため、小田昌男校長の話や、代表児童による1学期の振り返りの発表などの映像を放送室で撮影し、全教室に配信。児童らは各教室に設置されたテレビでその様子を視聴した。途中で映像が途切れることもあったが、全員がテレビに注目し、静かに話を聞いていた。

小田校長は新型コロナウイルス感染拡大による「不安や人への差別や偏見」についても触れ、「明日からの夏休み、身近な人が濃厚接触者になったり、感染したりしてしまった場合、相手を思いやり、どう行動すればよいか、よく考えてほしい」と述べた。

式後は各クラスで夏休みの生活に関する学級指導が行われたが、一部のクラスでは国語や算数などの授業も行われた。

6年の宮嶋優亜さんは「夏休みはもっと欲しかったけれど、休校があったのでしょうがない。今年の夏休みは宿題をすぐ終わらせて、家でも楽しく過ごしたい」と話した。また、通知表については「1学期の頑張りが分かるので欲しかった」と残念そうだった。

市教委によると、5月の時点で1学期の通知表を2学期に配布するよう全校に依頼。主な理由として、終業式間際まで行っている授業分を含めて児童・生徒の成績を時間をかけて評価するためとしている。

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