東海愛知新聞バックナンバー
 11月2日【金】
ビジョン実現へ足がかり
岡崎商議所が役員改選
伊藤会頭と副会頭ら再任

岡崎商工会議所は1日臨時議員総会を開き、10月31日の任期満了に伴う役員の改選を行い、会頭に富士ファイン代表取締役・伊藤公正氏(67)、副会頭に岡崎信用金庫会長・服部晃氏(64)、太田油脂代表取締役・太田進造氏(71)、東海光学代表取締役・古澤武雄氏(64)、服部工業代表取締役・服部良男氏(55)と、専務理事に齋藤眞澄氏(59)を決めた。いずれも再任で、任期は1日から3年間。
 臨時議員総会のあと伊藤会頭は記者会見し、「1期目は、ひとづくり、ものづくり、まちづくりの3つの委員会をスタートさせたが、行政との連携が不十分だったと反省している。2期目は街づくりに積極的に行動し、行政にも全面的に協力したい」と述べた。
 また商工業界として将来の街づくりを提案した「2020ビジョン」について、「実現可能なものからスタートさせたい」として、「中小企業の新しいものづくりの拠点として、テクノパークの実現に向けて足がかりを得たい」。シティーホテルの誘致についても「商工会館的なものを織り込みながら糸口をつかみたい」と話した。
 さらに「中小企業者にとっては厳しい状況が続いており、会議所として支えていきたい」と述べ、「六ツ美商工会、ぬかた商工会とも融和を図りたい」と抱負を語った。





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