東海愛知新聞バックナンバー
 10月30日【火】
西三河農業共済4団体
合併し財政基盤強化へ
来年4月業務開始
11月2日、新組合発足

岡崎額田地区広域事務組合、衣浦東部農業共済事務組合、西尾幡豆広域連合、豊田三好事務組合が合併し、来年4月1日から「(仮称)西三河農業共済組合」として新たに事業を開始する。11月2日に安城市文化センターで創立総会が開かれる。
 国の構造改革で、平成17年度まであった各組合の運営に関する補助金がなくなったのが主な理由。合併によりまた補助金を受ける。岡崎額田地区と衣浦東部地区は共済事業を移管、豊田三好地区は同事業を廃止してそれぞれ解散する。西尾幡豆地区は同事業を新組合に移管する。  新組合は共済単独の経営で、組合員は8市5町の加入者を引き継ぎ1万7,410人(今年3月末現在)となる。収支予算規模は5億1,400万円。県内では4月に11市町村が広域合併した「東三河農業共済組合」が発足している。
 今回の合併では広域となった財務基盤で、自然災害による被害の補てん負担が分散されるほか、職員と損害評価委員の人数が減り、人件費の削減になるという。
 創立総会では理事と監事を決めた後、組合長、副組合長、副組合長理事をそれぞれ選任し、14議案を審議する。





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