東海愛知新聞バックナンバー
 10月16日【火】
竹を割って厄払い
大和町で「男祭り」

 岡崎市大和町で14日、町内の厄年会による「大和町男祭り」があり、下帯姿の男性らが厄を払って町内の発展と住民の安全を祈願した。
 豊田市中田町の中田八幡宮で行われている「裸祭り」を参考にした祭りで、今年は東西南北の地区から本厄、前厄、後厄の男性や厄年会OBら約50人が参加した。
 男性らは、紅白のサラシを巻いた芯竹(しんたけ)を持って町内を練り歩き、フィナーレを飾る「竹割り」会場の田んぼに到着。地区ごとに立てた長さ約15メートルの竹に次々とよじ登っていった。
 竹割りを見守る住民からは「がんばれ」「登れ、登れ」と声援が飛び、竹にぶら下がった男性が体重をかけて、「バキッ」という音を響かせ竹を折ると、歓声が沸き上がった。





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