東海愛知新聞バックナンバー
 9月23日【日】
岡崎げんき館 見学会
開館半年前、工事進捗5割

 岡崎市若宮町の岡崎げんき館建設地などで22日、同館の開館半年前カウントダウンイベントが開かれ、約300人の市民が建設中の施設内を見学した。
 民間事業者が施設の建設から運営、維持管理まで行う同市初のPFI事業として注目される同館。現場見学会には、予想を上回る申し込みがあり、同時に行われている利用者の仮登録で、この日までに約500人が登録を済ませた。
 工事の進捗は5割程度。見学会の参加者らは、「健康増進プール」と名付けられた2階の25メートルプールや、防音対策も施される3階のスタジオ・トレーニングジムなどを工事担当者から説明を受けて回った。
 そのほかイベントでは、同館の10周年で開封する市民のメッセージを入れた「タイムカプセル」や、クイズをしながらげんき館を目指す「ラリーウオーキング」、名古屋グランパスエイトスクール事業部による「サッカー体験教室」などが行われた。
 同館は、市民の元気と健康づくりの支援を目的として1万3,400平方メートルを整備。建物は地上3階、一部4階の新築棟と若宮庁舎を改修した2棟で、延べ床面積は計7、730平方メートル。保健所を核に▽保健衛生▽市民の健康づくり支援▽子どもの育成支援▽市民の交流支援―の4つの事業を展開していく複合施設で、一時託児コーナー、子ども広場なども設ける。
 工事は、来年1月に完了。その後1カ月の準備期間を経て、3月に開館する。





HOME