東海愛知新聞バックナンバー
 8月31日【金】
車歩道分離し緑地帯も
岡崎北高100周年で正門周辺整備完成

 県立岡崎北高校で30日、正門周辺環境整備事業の完成式が開かれた。同窓会「北高会」を中心に組織された創立百周年記念事業実行委員会(大原正義実行委員長)が、校内の通学路の車道と歩道を分離して生徒の安全を確保するとともに、緑化を兼ねて、6月から工事を進めていた。
 整備が行われたのは、同校南の県道から校舎に向かう延長約48メートル。法面を削って幅を1.7メートルまで広げた。このうち5メートルを車道に、3.7メートルを歩道にし、中央に緑地帯を設けた。施行は杉林建設(杉本知治社長)。
 完成式には実行委員会と学校関係者、生徒の代表ら約120人が出席。
 大原実行委員長は「100年の伝統と歴史にふさわしく立派に整備ができました。登下校する生徒のみなさんの反応が楽しみです。また垂れ幕の掲揚塔も設置しました。全国大会などに多くの生徒が出場し、この掲揚塔に激励の垂れ幕が下がるのを楽しみにしています」とあいさつ。
 祖父江義信校長は「10年前の90周年に新しい正門ができ、今回の100周年記念事業のメーンとして周辺整備をしてもらいました。同窓会、PTA関係者の温かいご協力に感謝しています」とお礼を述べた。
 さらに生徒会長の2年生・都築俊太郎さんは「立派に整備をしてもらい、ありがとうございます。安心して登下校できるとともに、誇りと自覚を持って学校生活を送ることができます。学校の新しいシンボルとして、長く残っていくことを願っています」とあいさつした。  続いて吹奏楽部が校歌を演奏。関係者でテープカットをした。



 県立岡崎北高校の創立百周年記念式典は11月10日、岡崎市民会館で開かれる。





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