東海愛知新聞バックナンバー
 8月21日【火】
岡崎城西高
バスケで日韓交流
45周年記念事業の1つ
歓迎式で和太鼓も披露

 創立45周年を迎えた岡崎市中園町の岡崎城西高校で20日、記念事業の1つとしてバスケットボールの日韓交流試合が開かれた。
 韓国から訪れたのは、東亜高校のバスケットボール部員15人と引率の教師ら8人。両校の交流は、通訳をしている共通の知り合いを通じて10年ほど前から始まり、城西高校創立40周年の際にはハンドボール部が訪れて日韓交流試合を行っている。また、城西高校も昨年の修学旅行で東亜高校を訪れている。
 東亜高校は大学進学率が90%以上の文武両道の名門校で、バスケットボール部は韓国の全国大会で常に3位以内に入賞している。城西高校もU―18日本代表の原田拓弥君(3年生)を有するバスケットボールが盛んな学校。
 この日は、出校日の1年生や生徒会の執行部が参加して歓迎セレモニーを開き、和太鼓部や吹奏楽部が演奏を披露。その後、試合が始まると、体育館には2、3年生を含む大勢の生徒たちが応援に駆け付け、ゴールが決まるたびに大きな歓声を上げていた。
 両チームとも動きが速く、次々と繰り出す正確なパスやシュートは、見ている生徒たちを驚かせた。
 村上脩一校長は「今後も各種の競技で交流できれば、生徒たちにも良い刺激になると思う。運動だけではなく、試合後は一緒に食事をするなど、一般生徒との交流も深めていきたい」と話していた。





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