東海愛知新聞バックナンバー
 8月9日【木】
同世代の課題 話し合おう
岡崎・幸田の高校生が企画・運営
26日、籠田公園でイベント

 仲間たちの退学や不登校、同世代が起こす事件に心を痛める高校生が立ち上がり、26日、岡崎市中心街の籠田公園で討論会を中心にしたイベントを開く。市内と幸田町内の県立、私立合わせて13校の約50人で実行委員会(寺澤和晃委員長)を組織し、生徒たちだけで運営。イベントのテーマ「We can (stand up)」と呼びかけている。
 県立岡崎東高校3年生の寺澤君(18)らは今年4月、8人の仲間で実行委員会を立ち上げた。身近で見聞きする仲間の退学や、新聞やテレビで報道される青少年の事件、問題を抱える仲間が少なくないことを知り、「このままでいいのだろうか。何か自分たちでできることはないだろうか」と考えたのがきっかけ。
 学校の仲間や中学時代の同級生にもメールなどを通じて呼びかけ、実行委員会のメンバーは約50人に増えた。
 会場を決めるうえで、中心街の商店で組織する未来城下町連合代表の佐谷智さんがバックアップ。資金面では、地元のライオンズクラブに協力を呼びかけている。  当日は午後1時から、不用品を持ち寄ってフリーマーケットを開いたり、高校生がダンスとバンド演奏、寸劇を披露したりする。
 討論会は4時ごろからで、高校生が日ごろ考えている本音を、大人も交えて話し合う。  実行委員会では「のぞくだけでもいいから、大勢の仲間たちに来てほしい」と呼びかけている。
 問い合わせは寺澤君(080―5158―1433)。メールアドレスは
(pretend.to.know_graduate8 2 0@ezweb.ne.jp)。





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