岡崎市の夏を彩る岡崎観光夏まつり（同市、市観光協会主催）がきょう3日、市道伝馬町線で開催される「よさこいおかざき」「五万石おどり」「五万石みこし」で盛大に幕を開ける。あす4日の第59回花火大会は、市中心部を流れる乙川と矢作川の河畔で打ち上げられる花火2万発が夜空を鮮やかに染め上げる。
　3日午後5時5分から始まる「よさこいおかざき」は、市内の小・中・高校生らを中心とした22団体約1100人が、伝馬交差点を起点に出発し、オープニングイベントを盛り上げる。
　同五時50分からの「五万石おどり」では22団体約2000人が趣向を凝らした衣装をまとい、輪踊りで進行する。まつり本部が設営された籠田公園前の審査席では、踊りのまとまりや会場をどれだけ盛り上げたかを審査。最優秀賞と優秀賞の計4チームを表彰する。
　「五万石みこし」は7時過ぎに山車の2団体と練りこみ行列4団体に続き、26団体が伝馬通1丁目交差点を順次出発。8時30分からチーム「ウニドス・ド・ウルバナ」の40人が、伝馬通5丁目交差点から籠田公園西交差点までをサンバでパレードする。
　籠田公園内の「納涼まつり広場」では、フリーマーケットや露店、観覧無料の戦隊ショーなどがある。伝馬交差点より西は午後4時30分から、東は同六時から車両の通行が規制される。

　台風五号の接近が懸念されるが、市は3日午前11時の時点で西三河地方に暴風雨・大雨警報が発令されていた場合、状況によって「よさこい岡崎」「五万石おどり」「五万石みこし」のすべてを中止する（順延なし）。まつり開催中の警報発令では中断する場合もある。決行・中止の確認は雨天開催情報（22―7777）へ。