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東海愛知新聞

「魚」にこだわり200点

絵画や立体作品一堂に
おかざき世界子ども美博

 「魚」をモチーフに活動している県外の作家7人の作品を集めた企画展「水のない水族館―お魚アートとあそびの世界」が14日、おかざき世界子ども美術博物館(岡崎市岡町)で始まった。5月6日まで。
 地元の海や川に生息する魚にこだわる作家らの絵画や立体作品など約200点を展示。千葉県4街道市在住の小池正孝さんは割り箸で魚を再現。タコ、エイ、マンボウ、アンコウ、ウツボといった魚の姿形だけでなく、今にも動き出しそうな細かな動きの一つひとつを忠実に表現している。
 図鑑の挿絵を手がける大阪府茨木市在住の小村一也さん(47)は、琵琶湖・淀川水系に生息する川魚を、流域で拾い集めた石にアクリル性絵の具で描写。石の自然な色合いはそのままに、石があった流域に生息する魚を描いた。この日は小村さんが来場し、魚を描いて制作を実演。小村さんは「拾った石の流域に生息する魚しか描かない」とこだわりを見せ、「東北地方の知らない魚を描きたい」と目を輝かせた。
 このほかカラーの魚拓や廃材で作った魚をはじめ、三重県志摩市浜島町で水揚げされた魚を市場から選んで描いた油絵などもあり、親子らを楽しませている。
 同展は大人(16歳以上)300円、小中学生100円(市内の小中学生は無料)。開館時間は午前9時から午後5時まで(入館は閉館する30分前まで)。休館日は30日と5月1日を除く毎週月曜日。

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