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東海愛知新聞

若いアイデア◎

愛知学泉大 農産物使用のかき氷シロップ

岡崎市舳越町の愛知学泉大学で16日、家政学部管理栄養学科が考案した額田産の農産物を使用したシロップのかき氷試食会が開かれた。

昨年から「おかざきかき氷街道」の加盟店が「若い人のアイデアが欲しい」と同大に協力を依頼。4年生21人が甘夏ミカン、甘酒、ミニトマトの3グループに分かれ、それぞれが考案したかき氷を、かき氷街道実行委員らに披露した。

甘夏ミカングループは、オレンジジュースとはちみつを混ぜた黄色のソースを掛けたかき氷に、甘夏ミカンを添えて夏らしさを演出。甘酒グループは、甘酒とイチゴと中双糖を混ぜたソースにレモン汁を加えて赤色が鮮やかな甘いソースに。ミニトマトグループは、トマトの風味を残しつつ果汁にオレンジジュースとグラニュー糖を少し混ぜて味を調えた。試食した実行委員は「味や見た目などが素晴らしい」と評価していた。

昨年は、関係者による複数回の試食を経て加盟店が商品化したが、今年はコロナ禍により、試食会が今回しか行われないため、商品化については今後検討するという。

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