エフエムEGAO

番組へのおたより・リクエストはこちら 763@fm-egao.jp その他 局へのお問い合わせはこちら info@fm-egao.jp

東海愛知新聞

家康公の誕生日にイベント

「康生の日」

“岡崎の歴史”を体感
ゆかりの史跡を見学
龍城神社では手筒花火も

 徳川家康生誕464年に当たる26日午後、岡崎の中心街で「冬だ祭だ『康生の日』」が開かれた。家康が生まれた地(康生町)でイベントを行い、市民に岡崎の歴史に誇りを感じてもらうとともに中心街に冬のにぎわいを―と岡崎城下まち都心再生協議会が主催した。
 シビコ西の「お買い物広場」に集まった参加者約30人は雨の中、「おかざき塾」の歴史教室主宰・市橋章男さんの案内で岡崎公園へ。
 市橋さんは、大手門や岡崎城最古の堀、産湯の井戸、家康が生まれた坂谷邸跡、石垣の積み方の違い、天守閣前の家康公遺言碑などについて解説。「岡崎に住んでいても知らないことが多い。解説を聞いて良く分かった」と言う人も。この後一行は、龍城神社でお祓はらいを受け、境内で手筒花火を見物した。
 冷えた体を温めるパーティーがシビコ1階で開かれ、仕事を終えた人たちも加わった。しし汁や酒、しる粉、焼き味噌(みそ)が振る舞われ、県立岡崎商業高校OKASHOP部の“天下シリーズ”販売も。岡崎公園で聞いた説明をヒントに歴史クイズもあり、歩いて飲んで食べ、歴史を体感した。
 冬休みで岡崎市内の夫の実家へ家族連れで来ていた仙台市の柴田紀子さん(33)は「仙台にはない、楽しいイベントですね。解説付きで回ったのは初めて。春の家康行列にも来てみたいです」と話していた。

ページ最初へ