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東海愛知新聞

「森の駅」で自然を体感

岡崎市が計画発表
額田を含め指定・整備

岡崎市は29日、合併する額田町の自然を生かした「水とみどりの森の駅」整備計画を発表した。
 自然の保全、育成、活用をキーワードに整備。額田町役場隣の自然休養村センターを森の総合駅とし、市民が自然を体感するのに適した、おかざき自然体験の森、茅葺かやぶきの里、おおだの森、くらがり渓谷いやしの森を来年1月、「森の駅」に指定。駐車場や遊歩道など、訪れる人を迎える環境が整備途中となっている水源の森、鳥川ホタルの里、炭焼の森、北山湿地、日近の里は育成地区として体制が整い次第、森の駅に指定していく。
 また、小さな子どもたちが自然の中で伸びのびと安心して遊ぶことのできる広場「わんParkパーク=仮称」を額田町淡渕の男川やな南に整備。木製の遊具などを設置した「わんぱく原っぱ」約2.8ヘクタールを中心に、周囲の森では昆虫の飼育やハイキングなどが楽しめる環境を整える。
 さらに、淡渕、千万町(ぜまんぢょう)、雨山の3カ所に、星を眺めるスポット「星のふる里」を設ける。星座が見やすいように寝そべり型のベンチを設置し、足元を照らす照明で幻想的な演出をする。
 長期的な構想としては、様々な分野のアーティストが集まり、交流を図りながら創作活動を行う「アーティストの森」も検討している。自然の中から芸術を発信し、市民との交流が生まれる場所として整備する。
 駐車場や看板などを含めた総事業費は約4億円。平成21年度の整備完了をめざす。

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