11月11日【金】
“茶色いゲレンデ”開場
歓声上げて初滑り
岡崎市恵田小

 豊かな自然に囲まれている岡崎市恵田小学校の「落ち葉スキー場」が10日開場し、交流を続けている岡崎聾(ろう)学校の児童たちと一緒に“茶色いゲレンデ”で初滑りを楽しんだ。
 校舎裏手にあるスキー場は保護者らが先月下旬、コースの下地を整備。額田町のゴルフ場から運ばれた約3トンの枯れた松葉を5、6年生が敷き詰めた。15〜20度の傾斜には、初級(30メートル)、中級(35メートル)、上級(40メートル)の3コースがあり、滑る速さは最速で時速約20キロに達するという。
 開場式は両校児童149人、保護者らが参加してテープカット。「落ち葉スキー」の歌を歌ったあと、代表児童が裏に廃油を塗ったスキー板やソリでさっそうと滑り降り、周囲を沸かせた。
 落ち葉スキーは来年2月まで続き、同月下旬に“技術検定”を行う。



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