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東海愛知新聞

高い水準「美協展」

力作一堂に 見ごたえ十分
会員200人 7部門に出展
岡崎市美術館

「美協展」の名で市民に親しまれている岡崎美術協会会員の作品展が4日、同市美術館で始まった。
 同協会(萩原弘会長)は昨年、創立40周年を迎えた当地方の美術活動をリードする組織で、創立の年から展覧会を開催しており今年で41回目。
 会員に推挙されるには、毎年秋に開かれる岡崎美術展(岡展)で数回入賞の実績が必要。
 現在の会員は、洋画、日本画、彫塑、工芸、写真、デザイン、書道の7部門合わせて約200人。 春の同展のほか、年末にはチャリティー色紙展を開き、公募展の岡崎美術展や岡崎市民美術展の審査も担当している。
 今年も、会員が1人1点を展示。木彫の女性像や織部の花器、満開の桃を描いた日本画や西域の王女をモチーフにした洋画、さまざまな技法で魅了する書など水準の高い作品に圧倒される。
 萩原会長は「いろいろな会派に所属している人が岡崎の美術振興を願って一堂に会することに意義がある。自己研鑽さんはもちろん後輩の育成にも努めていきたい」と話していた。同展は8日まで。

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