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東海愛知新聞

「明日の風文芸賞」創設

カラオケの仲よし会会員ら180人出演し発表会

健常者と障害者がともに生き生きと暮らせる社会をめざす「明日あしたの風文芸賞岡崎」が創設された。岡崎市本宿町、栗木宏美さん(46)を代表に、同文芸賞実行委員会が組織され、俳句、短歌、詩、エッセーの4部門で作品を募集している。実行委員会では「テーマは『家族』。だれでも応募できます」と呼びかけている。東海愛知新聞社など後援。
 栗木さんらは昨年3月、進行性筋ジストロフィーの少年が、民間初の自立ホームを開所するまでを描いたノンフィクションアニメ「明日の風」上映会を開催。難病を抱えながら多くの人の協力と支援で行動する主人公の姿に、共感の輪が広がった。
 上映会の実行委員会を運営し、小児マヒの後遺症で障害を持つ栗木さんは「文芸で同じように、障害者も健常者も元気づける作品を募集しよう」と計画。学生から60歳代の主婦まで「驚くほど多くの人から支援の申し出があった」(栗木さん)という。
 対象は県内在住、在勤、在学の人。俳句は5句以内、短歌は5首以内、詩は800字以内、エッセーは1,200字以内。日本語による未発表の作品に限る。原稿用紙、ワープロ、代筆、点字、メール、ファクスのいずれでもよい。各部門とも高校生以上の一般 と、中学生以下のジュニアの部がある。
 審査員は、俳句が東海愛知新聞俳壇欄選者の小森葵城さん、短歌は中部短歌会選者の斎藤すみ子さん、詩は日本現代詩人会員の永谷悠紀子さん、エッセーは作家の粟屋誠陽さん、ほかに愛知産業大学大学院教授・小川英明さん、同実行委員会顧問の小林邦夫さんらを予定している。
 締め切りは8月15日(当日消印有効)。郵送は〒444―3590、岡崎市藤川郵便局私書箱8号へ。各部門で最優秀賞1点、優秀賞2点、東海愛知新聞社賞などを選ぶ。審査結果 は10月末に発表する。
 問い合わせは栗木さん(0564―48―3120)へ。Eメールのアドレスはkurinokikabu@yahoo.co.jp

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