3月19日【土】
■4月1日付
    岡崎市が定期人事異動
昨年を上回る750人

保育課など4課新設

 岡崎市は18日、年度末の退職者補充に伴う職員の定期人事異動(4月1日付)を発表した。中核市移行から2年が経って組織的にも落ち着いてきたことから、医療職を除く一般行政職の異動は574人、消防職176人の合わせて750人と、昨年を40人上回る程度の規模にとどまった。

次長級の調整監配置

 組織改革では、児童施策に関する部署の強化を図るため児童家庭課から保育課を独立させたのをはじめ、公共工事の品質を高めるための技術管理課など4課を新設した。
 このほか、第二東名建設事業に対応して高規格道路推進室を新設。さらに、市民協働推進課を企画政策部から市民文化部へ移管するなど、前年度と比較して3課2班増の16部74課243班となる。
 また、部長による部内配置の権限を、昨年の主査級以下から主任主査級以下に拡大。これの補完機関として、6つの部に総務課長を兼務する次長級の調整監を配置した。

消防長は平山氏

 岡崎市消防職員の異動規模は、東消防署本宿出張所の新設などで、昨年を35人上回る176人。
 ◇部長級 消防正監・消防長(消防監・消防次長級・中消防署長)平山雅之
 ◇次長級 消防監・消防次長級・中消防署長(消防監・消防次長級・東消防署長)杉山勉▽同・同・東消防署長(消防司令長・消防課長)新家和義▽同・同・西消防署長(同・庶務課長)市川晏大

新病院長に平林氏登用

 今月いっぱいで定年退職となる岡崎市民病院長石井正大氏の後任に、名古屋第二赤十字病院内科第一内科部長で名古屋大学臨床助教授の平林憲之氏(58)=名古屋市昭和区=が起用された。
 同病院長の外部登用について柴田紘一市長は「新しい風を入れることも大切ではないかと思い、医師会と相談して推薦していただいた」と話している。
 平林氏は名古屋大学医学部卒。遠州総合病院、社会保険中京病院内科、名古屋大学医学部第一内科を経て、昭和56年から名古屋第二赤十字病院内科。



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