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東海愛知新聞

岡崎市

家庭教育の健全化へ

医師や元教師らNPO設立
19日、アニメの上映会

子どもたちの健やかな育ちを願って岡崎市の小児科医、元教師などがNPO(非営利団体)の杉浦記念家庭教育親交事業団(杉浦銀蔵代表理事)を設立、設立記念事業として19日にアニメ映画の上映会を開く。
 岡崎保護区保護司会会長や市社会教育委員を務めたことのある杉浦銀蔵さん(梅園町)は、以前から子どもを巻き込む殺人、虐待などの事件が多発する社会状況に心を痛め、家庭の健全化こそ急務だと考えていた。
 杉浦さんの考えに賛同した小児科医、元教師、公務員など26人が集まりNPOを設立する運びになった。
 同事業団は、「子どもたちへ 優しさとおもいやりを」を活動のテーマに今後、講演会や映画会を開催するほか、相談事業や広報誌の発行、家庭教育に関する調査研究も予定している。
  杉浦さんは「子どもが被害者になったり加害者になったりする事件が多い。その原因に家庭の教育力の低下がある。次代を担う子どもたちを育てる健全な家庭を社会全体で作っていきたい。そのためには、行政や学校と十分連携をとっていくつもりだ」と話している。
 アニメ映画「ハードル」の上映会は19日午後2時から、市せきれいホールで開かれる。
 映画「ハードル」は、小学校6年生のとき万引き事件に巻き込まれた少年が中学生になっていじめにもあうが、周りの人の協力を得て心のハードルをこえていく物語。
 入場券は前売りが一般1,000円、中学生以下700円、親子券1,500円。当日券もある。
 なお、同事業団では賛助会員を募集している。 年会費は、個人3,000円、法人・団体5,000円。
 申し込み、問い合わせは、伝馬通二の同事業団(電話0564―22―6910)へ 。

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