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東海愛知新聞

康生地区の拠点整備

市民集まり意見交換
  岡 崎

岡崎市康生通西地区に建設予定の生涯学習拠点について、市民が意見を出し合う市民検討ワークショップの最終回が27日、松坂屋六階のコミュニティサテライトオフィスで開かれた。
 生涯学習拠点が新図書館をはじめ、ギャラリー、ジャズコレクション、小ホール、市民協働・男女共同参画・国際交流支援などが集まる複合施設となるため、このワークショップでは昨年9月から、個々の機能を敷地内のどこに配置するかについて議論を重ねてきた。
 最終回となる6回目には70人ほどが参加。「街中でふらっと寄ることができて、くつろげる場所でなければ意味がない」「市外から訪れる人たちにも考慮すべき」「飲食のできる読書スペースを確保すべきだ」など多くの意見が出た。
 またこの日は、参加者たちが全体のイメージを持てるように過去の案をまとめた施設の模型を設計者が用意。熱心な議論を重ねた結果、建物内を横断する形でビル側から伊賀川へと東西に抜けるメーン通路を設け、その北側1、2階に図書館、南側に小ホール、ジャズコレクション、スタジオ、創作工房、飲食・物販。土地の高低差を利用して東側1階に150台、北側に50台、その他百台の駐車場を配置する最終案をまとめた。
 市では今後、ワークショップでの提案を踏まえて、3月中に基本設計を完成させ、議会に提出。4月24日にサテライトオフィスで基本設計の報告会を開く。また、来年度は詳細の設計・運営についてのワークショップを開き進める。

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