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[10月23日 土曜日]

■全日本吹奏楽コンクール
  きょう全国大会に出場 岡崎から初
   竜海中学校吹奏楽部「赤いけしの花」など演奏

 東京の普門館できょう23日に開かれる「全日本吹奏楽コンクール」に岡崎市竜海中学校の吹奏楽部が市内で初めて出場する。
 夏休みもほとんど休まずに練習を続けてきた同部は、8月の県大会、東海大会を勝ち抜き、全国大会への出場を決めた。部員の一人は「厳しい練習やたくさんの壁を乗り越えてきた部には一体感がある」と話す。本番を前に毎日、約2時間の熱のこもった練習を続けている。
 部長の鈴木瑶子さん(15)は「市内から初出場なのでプレッシャーも大きいけど、今まで積み重ねてきたことを120%出して悔いのない演奏にしたい」と抱負を語る。  部員は78人。当日は50人編成で「赤いけしの花」などを演奏する。

■ゆかりの浄瑠璃物語 岡崎
  呉服協組“文楽の原点”復刻へ第一歩 まず「源氏十二段」三段目

 岡崎に伝わる浄瑠璃姫と牛若丸の悲恋物語「浄瑠璃物語」があす24日、同市羽根町の市シビックセンターコンサートホールコロネットで、300年の時を経てよみがえる。文楽「源氏十二段」三段目を、人形がつかない素浄瑠璃で上演する。主催する岡崎呉服協同組合(加藤善啓理事長)は「もっと多くの市民に地元の物語を知ってほしい」と話している。
 「源氏十二段」は「曽根崎心中」などで知られる江戸元禄期の人形浄瑠璃・歌舞伎狂言作者、近松門左衛門の作だ。
 舞台は、1174年の岡崎。矢作の長者、兼高夫婦のもとで美しく育った15歳の浄瑠璃姫は、兼高長者の家に宿をとった16歳の牛若丸(源義経)と恋に落ちる。しかし、奥州平泉までの旅を続ける義経は、名笛「薄うす墨ずみ」を形見として姫に渡し、矢作を旅立った。日ごとに募る会えない悲しみに耐え切れなくなった姫は、ついに菅生川に身を投げてしまう。
 組合では、どんな地域振興ができるかを模索。約6年前に奈良の薬師寺、山田法胤副住職に「岡崎に浄瑠璃の話がある」と言われ、長く語られることのなかった悲恋物語の復刻を決意した。
 同組合は物語復刻に不可欠な歴史を調査。同時に、平成14年2月に開催した「着物サミットin岡崎」の際、文楽協会に正式に外題の復刻を申し出た。
■「人間国宝」に依頼
 その後、東京で公演中だった人間国宝、竹本住太夫さんを訪れ、上演を依頼。「文楽の原点といわれる浄瑠璃姫の復活は並大抵のことではない」と断られたが、組合側の熱意が通じ協力してもらえることになった。
 しかし、上演記録は江戸時代を最後に途絶えており、近松の脚本は東京の国立劇場書庫から見つかったものの、三味線などの譜面が残っていなかった。途方に暮れた組合だったが、竹本さんの尽力で今年7月までに、三味線の野澤錦糸さんが「三段目」を作曲・復曲した。
 「源氏十二段」は、昨年3月に同市の市民音楽祭で市民らが上演した「十二段草子」を、近松が五段構成で書き下ろした作品。公演時間は約1時間15分。牛若丸と浄瑠璃姫の出会いから結ばれるまでを野澤さんの三味線に合わせて竹本さんが語る。
■来年は四、五段目を
 組合では「来年は四、五段目を素浄瑠璃でやりたい。再来年は国立劇場と文楽協会の協力のもと、岡崎公演をスタートにして東京と大阪で、人形浄瑠璃の1カ月公演をするのが夢。それだけに、復刻後初めてとなる今度の初演の行方は最も重要」と話している。

 矢作町にある誓願寺には、義経が姫に渡したとされる「薄墨」をはじめ、浄瑠璃姫の墓、義経と姫の掛け軸などが残されている。
 上演は、「okazakiまち祭り」関連イベント「第七回岡崎きもの園遊会」の一環。上演に関する問い合わせは岡崎呉服協同組合事務局(電話0564―23―7065)へ。
「岡崎の物語」に誇り 呉服協組の加藤理事長
 岡崎での上演を企画した岡崎呉服協同組合の加藤善啓理事長は、三百年振りに表舞台に出る二人の悲恋物語に「他地域の岡崎に対する見方が変わるのでは」と、期待を寄せている。
 新聞の全国版に取り上げられた九月ごろから1日20件ほどの問い合わせが殺到。しかし、加藤さんは「ほとんどが市外、県外の方。岡崎市民でも物語の存在すら知らない人が多い」と指摘する。
 文楽協会と東京の国立劇場との交渉も困難だったが「物語が復刻される岡崎の動向には、国立劇場も注目している」という。
 近松の脚本について「床本を見て、文章・内容の素晴らしさに感動した。うぶな若者同士の『恋』物語だと思う」。
 同時に「これほどの脚本が、竹本さんらによって、どのように上演されるのか。語りを文化にまで高めた竹本さんの公演にわくわくしている」とも語る。
 徳川家康に代表されるように「岡崎は歴史と文化が出会う街」と話す加藤さん。「来場者には、伝統芸能『文楽』の原点ともいえる物語が、岡崎にあることを誇りに感じてほしい」と語った。