岡崎市矢作東学区子ども食堂「友遊夕のYou(ゆゆゆのゆ〜)」がオープンに向けて準備を整えている。現状は新型コロナウイルスの影響でオープン日が確定していないが、子どもたちの居場所づくりや地域のコミュニティーとしての役割を目指す。(竹内雅紀)

名称は友達の「友」、遊び場の「遊」、夕食の「夕」、英語で「あなた」を意味する「You」。略称は「ゆゆゆのゆ〜」または「ゆゆゆ」。

元民生委員で副代表の細江忠夫さん(74)と総代経験者で代表を務める鈴木隆雄さん(70)が「地域のために何かしたい」と思い、矢作地区で初となる子ども食堂の設立に向けて動き出した。

学区内の市西部地域交流センター(やはぎかん)を拠点に原則毎月第2火曜午後5時〜6時30分で開催。3月10日にプレオープン予定だったが、新型コロナの影響で3、4月は中止に。最速で5月12日がプレオープンだが、中止になる可能性もあるという。ボランティアスタッフは、民生委員や学生などを含め約50人。ほとんどが女性だ。食材提供者も矢作地区をはじめ複数確保した。今後も協力者(寄付や食材提供)を募っていく。

定員は30人。高校生以下は参加費無料だが保険料(年間)360円が必要。保護者同伴であれば学区外でも受け入れる。「1つの家族のように心和む場所になれば」と鈴木代表。

問い合わせは、鈴木代表(090—5872—7420)へ。