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東海愛知新聞

安全安心なまちへ

岡崎署管内 井田、美川両交番開所式

岡崎署は5日、管内(岡崎市、幸田町)でこのほど移転新築した2カ所の交番の開所式を交番周辺で行った。地域の安全安心の拠点となる両交番の完成と運用開始を地域住民らとともに祝い、関係者は今後も地域に密着した活動の継続などを誓った。()

開所式が行われたのは、井田交番(同市井田町)と美川交番(同市大平町)。井田は旧伊賀交番、美川は旧美合交番の移転建て替えとなる。2カ所の旧交番は共に1975(昭和50)年に建てられており、老朽化や手狭、駐車場不足などの課題を解消するため移転新築された。管内での交番開所式は2011(平成23)年の明大寺交番以来で、交番数は15のまま。

両交番とも延べ床面積は74.98平方メートルの鉄骨2階建て。総工費は合わせて約8500万円。担当区域は井田は井田・広幡・愛宕の3学区、美川は美合・男川・緑丘の3学区。1月10日から運用を始めている。

井田は敷地面積257.38平方メートルで旧伊賀交番から約1.2キロ北東に移動。旧交番の土地は更地にして県に返還する。地域課6人(うち女性3人)と相談員1人の7人体制。1階にはコミュニティールーム、2階には女性専用のトイレや休憩室などを設置した。駐車場は2台分確保。

エリアが広く、事案数が管内でも多い美川は敷地面積241.26平方メートルで旧美合交番より約1キロ北に移動。旧交番の土地は更地にして市に返還する。同課12人(全員男性)と相談員1人の13人体制。井田と同じ構造で駐車場も2台分。また、交番前の国道1号交差点名が4日から「美川交番」に変更された(以前は「大平橋北」)。

三好正則署長は「井田は岡崎市北中部、美川は市東部の拠点交番。交番機能の強化を図り、スピーディーな対応ときめ細やかな警戒力を発揮したい」と述べた。

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