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東海愛知新聞

揚げても煮ても◎

法性寺ネギ出荷ピーク

岡崎市法性町で栽培されている同市ブランド化推進品目「法性寺ネギ」の出荷がピークを迎えている。

法性寺ネギは、京野菜の一種「九条ネギ」に近い品種。冬の寒さで葉の厚みが増し、甘く柔らかくなり、葉の青い部分まで食べられる。ネギを切って搾ると断面からは、甘い粘り気のある蜜があふれてくる。今年は、台風や気温などの影響によりネギが根を張るのが遅くなり、出荷が1カ月遅れたという。

JAあいち三河法性寺ねぎ部会(八田政弘会長)では今年度、会員の畑を巡回してネギの出来栄えや土作りなどの栽培方法を話し合ったり、収穫したネギの品質を卸業者に評価・指導してもらったりして栽培技術の底上げに力を入れた。

同会の昨年の出荷量は約77トン。法性寺ネギは、専用の緑色の結束テープで3、4本(約200グラム)に束ねて出荷される。

3代続けて法性寺ネギの栽培をしている八田会長(79)と妻の尚代さん(76)は「柔らかくて甘く、香りが良い。ネギのかき揚げやすき焼きにしてもおいしい。子どもから大人まで皆さんに食べてもらいたい」と話していた。()

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