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東海愛知新聞

白煙とターンに歓声

クルまつり WRCテストイベント

岡崎中央総合公園で9日、自動車が主役のイベント「 おかざきクルまつり」が開かれた。会場では7日に開幕したWRC(世界ラリー選手権)日本ラウンドテストイベント「セントラルラリー愛知・岐阜2019」のスペシャルステージ(SS)も2回行われ、岡崎市内外から多くの来場があった。()

セントラルラリーには トヨタ・ガズーレーシングや、俳優哀川翔さん(58)のレーシングチームなどの約40台がエントリー。各車両は多目的広場の沿道を白煙を上げながら駆け抜け、総合体育館前の駐車場で2回ターンし、1.5キロのコースを駆け抜けた。観客席の前をトヨタ「ヤリスWRC」「86」、スバル「インプレッサ」などが走り抜けると歓声が上がった。

ステージでは、元ラリードライバーでトヨタ・ガズーレーシングのチーム監督トミ・マキネンさん(55)のトークショーが行われた。マキネンさんは三菱「ランサー・エボリューション」で参戦していた1990年代に何度も岡崎に訪れていたことを明かし、「岡崎は第二のふるさと。“帰ってく”のを楽しみにしている」と話した。また、2003(平成15)年のWRC世界チャンピオンのラリードライバーのペター・ソルベルグさんも登場し、会場は興奮に包まれた。

ほかにも、トヨタ「ヤリスWRC」のレプリカや全地形対応車(レッドサラマンダー)、市販車などの展示、はしご車や高所作業車の搭乗体験などもあった。

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