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東海愛知新聞

日本の健闘たたえる

ラグビーW杯 岡崎、豊田でパブリックビューイング

「ラグビーワールドカップ2019日本大会」準々決勝の日本―南アフリカ戦が20日、東京スタジアムで行われ、日本代表はベスト4進出を懸けて臨んだ試合に敗れた。田村優選手(30)の出身地である岡崎市や大会公式ファンゾーン(スカイホール豊田)のパブリックビューイングに集まった来場者は、日本代表の健闘をたたえた。()

延べ約450人が集まった岡崎市図書館交流プラザ(りぶら)。前半19分に田村選手がペナルティーキックを決めると大きな歓声が上がったが、後半は南アフリカの連続トライに静まり返った。日本代表の敗退が決まると、両チームに健闘をたたえる拍手と歓声が響いた。

サッカークラブチーム「トキワSSS」で田村選手とプレーしていたという会社員の鷲見卓郎さん(31)は試合後、「ありがとう!」と声を張り上げた。「結果は悔しいが、今まで体を張って夢を見せてくれた日本代表に感謝している。彼らは日本の誇りだ」と力を込めた。

田村選手の母校・甲山中学校で生徒会長の朝倉悠斗君(3年)は「驚異的な相手に全力でタックルして戦う姿が格好良かった。田村選手は今後もチームを引っ張る選手であってほしい」とエールを送った。

ほぼ満員となった大会公式ファンゾーン。日本代表の戦術で細かなパスを素早くつなぐ攻撃が南アフリカに防がれる場面が目立ち、追い打ちをかける後半の連続トライに言葉を失った。

試合終了とともに日本代表の健闘をたたえる拍手が沸き起こる中、悔し涙が流れる顔を覆ったり、無念さに天を仰いだりする来場者の姿もあった。

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