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東海愛知新聞

自然に返る供養を

樹木葬霊園「あん樹」あす開所

岡崎市岩津町の圓福寺(小島雅道住職)の境内にあす12日、民間樹木葬霊園「あん樹」が開所する。墓の跡継ぎや管理人の不足といった今後増加が予想される問題を解決するため、市内で墓石店を営む犬塚石材本店(犬塚克明社長)が同寺と連携し、「自然に返る」という新たな供養の提案を行う。()

樹木葬は1999(平成11)年に岩手県で始まったとされる比較的新しい供養の形。もともとは墓石の代わりに樹木を墓標として自然に返る埋葬(供養)から名付けられたが、現在では少しずつ形を変え、多様なケースがあるという。主な利点は、後継者や管理者がいなくても寺が永代管理するため、後世に心配をかけずに済むという点だ。生涯独身者やLGBT(性的少数者)にも対応できる。また、宗旨宗派は不問という点も大きい。

「あん樹」は安心な樹木葬から命名。同寺の空きスペース17.5平方メートルに77区画を設けた。内訳は1〜4人分の遺骨を埋葬できる区画が74、5・6人分の区画が3。各区画の上には小さめの石碑に字彫りを施す。最後の人の遺骨を納めてから13年間はその区画で供養し、その後は区画内に立つ合祀(ごうし)墓内に遺骨が移される仕組み。石碑はハスの花型が基本だが、五輪塔や童型も追加料金で可能となる。1〜4人用の1区画当たりの基本料金は、管理料込みで50万円(税別)。1人追加ごとに10万円(同)、4人では合計80万円(同)になる。区画内には砂ゴケを敷き、納骨空間では湿気を防ぎ、衛生的に保つ工夫が施されている。

あすから14日の午前10時〜午後4時に現地見学会を実施。そのほかの日程で見学希望の場合は要予約(64―0555)。

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