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東海愛知新聞

キャッシュレス決済とは

経済誌記者が解説

岡崎市図書館交流プラザ(りぶら)で29日、「消費増税・ポイント還元直前! 今なら間に合うキャッシュレス決済導入セミナー」が開かれた。「週刊東洋経済」などを発行する東洋経済新報社編集局報道部記者の長瀧菜摘さん(30)が、スマートフォンで支払いや送金などができる「QRコード(スマホ)決済」を中心に、現金を使わない決済方法の種類や利点、導入の注意点を記者の目線で解説。中小企業経営者ら約50人が聴講した。()

日本政策金融公庫岡崎支店と岡崎ビジネスサポートセンター(オカビズ)が共催。多種多様な決済方法を比較できるよう、過去にキャッシュレス決済の特集記事を担当した長瀧さんを招いた。

長瀧さんは100億円山分けなどのキャンペーンで知られる「PayPay」、楽天カードやポイントなどの関連サービスと連携している「楽天ペイ」、他者への送金、複数人で分割しての支払いができる「LINE Pay」、フリマアプリの売り上げの利用や外部企業との積極的な提携を行う「メルペイ」を“4大スマホ決済”と紹介した。それぞれ利用者数や独自の機能、運営会社の組織力、サポート体制などが異なる。使用前には、自分の店の客層や、周辺の店舗の導入状況、運営会社の企業戦略などを確認するよう助言した。

また、ポイント還元制度も言及。長瀧さんは「決済サービスの加盟店を目指しやすく、中小企業に消費者の目が向けられやすい時期なので使わない手はない。さまざまなサービスを調べてみてほしい」と述べた。

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