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東海愛知新聞

食中毒に要注意

岡崎 げんき館で特別講演会

岡崎げんき館で5日、食中毒の予防法を学ぶ特別講演会が開かれた。気温が高温になり、食中毒の発生が多くなるとされているこの時期に合わせて国が定めている「食品衛生月間」(8月1〜31日)の関連行事で、岡崎市民や食品を取り扱う事業者ら約100人が参加した。

内閣府食品安全委員会事務局の秋元京子さんが、「食中毒について考えよう! 食べ物にある危険から自分の身を守るために」と題して講演。食中毒は毎年全国で1000件程度発生し、患者数は約2万人に上るという。原因の大半が「細菌」「ウイルス」「寄生虫」で、「特に細菌は気温30〜40 °Cが増殖に適していて、これから爆発的に増えるとされている」と注意を呼び掛けた。

市内で7月に細菌を原因とする食中毒が発生したことを受け、特に細菌性食中毒対策を重点的に話した。予防の3原則として、原因となる細菌を「つけない」(手洗いや調理器具の熱湯洗浄など)、「ふやさない」(保存法や温度管理など)、「やっつける」(食肉を75 °C以上で1分以上加熱など)と述べ、特に「つけない」を「予防の基本」と強調した。()

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