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東海愛知新聞

天皇陛下 来岡

皇后さまと共に沿道から歓声

天皇、皇后両陛下が2日、岡崎市内を訪問された。視察先の病院・福祉施設に向かわれる際、沿道で出迎えた大勢の市民らに対して笑顔で手を振られ、声援に応えられた。 ()

天皇陛下の地方訪問は即位後初めて。1日に名古屋入りされた両陛下は2日午前に四大行幸啓の1つ「第70回全国植樹祭」(愛知県森林公園・尾張旭市)に出席された後、午後に岡崎市高隆寺町にある肢体不自由児と重症心身障害児・者が利用する施設「愛知県三河青い鳥医療療育センター」を視察された。

東名高速道路岡崎インターチェンジから同センターまでの道は一時交通規制が敷かれ、沿道に駆け付けた大勢の市民らは両陛下が乗車される御料車の通過を心待ちにした。何台もの警察車両が通過後、菊の紋章が入った車両の通過時に後部座席から両陛下が沿道に向かって手を振られると、日の丸の小旗を手に見守っていた市民らが一斉に「天皇陛下」「雅子さま」などと声を掛け、周辺が一気に沸いた。

天皇陛下と同年(1960=昭和35=年)生まれの舞木町の女性(58)は「両陛下のお顔がはっきりと見えて幸せです。令和時代の思い出になります」とやや興奮気味に話していた。

■73年ぶりのご訪問

岡崎市によると、天皇陛下が同市内を目的地として訪問されたのは1946(昭和21)年10月以来73年ぶりという。

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