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東海愛知新聞

猛暑対策と勤務減へ

岡崎市 来年度から「秋休み」を導入

岡崎市教育委員会は8日、公立小中学校全67校で40日間ある夏休みを3日間短縮し、10月第1週の水、木、金曜を休校日にする「キッズデイズ」(秋休み)を実施すると発表した。休校日は例年7月下旬に行われている小学校球技大会と9月下旬〜10月上旬の土日にある中学校新人戦に充て、熱中症のリスク回避や教職員の土日勤務時間の削減を目指す。()

市教委学校指導課によると、記録的猛暑となった昨夏は熱中症予防のため球技大会が9月下旬に延期。だが、台風の接近や天候不順で延期が重なり、全日程を終えたのは10月14日だった。その間、大会運営に当たった教職員の土日勤務時間が増加。中学校の新人戦も教職員の勤務時間増加の一因になっているという。

秋休み導入で安全な大会運営、最大で36時間(4日分)程度の削減効果があると説明。新人戦も平日開催で土日出勤の回避を図る。2019年度の二学期始業式は8月28日とし、10月2〜6日が5連休になる。8月中の授業実施は、公立小中学校の全教室のエアコン設置が6月末までに完了する見通しのため、実施は可能としている。

秋休みは、二学期制の公立小中学校を運営する自治体の一部で導入されている。三学期制を導入している自治体では県内初という。

市教委は今後、小中学校長会や学区総代会などへの周知や年間行事の見直しなどで協力を求める。秋休みは20年度以降も実施する方針。19年度の実施状況を見て、日数の拡大も検討するとしている。

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