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東海愛知新聞

1600区画分増

岡崎墓園 造成工事契約議案上程へ

岡崎市は、市営の岡崎墓園(才栗町)の墓地区画を増やす造成工事を行う。墓地不足を補うためで、2020年度の供用開始を目指す。12月3日開会の市議会12月定例会で、朝日・小原特定建設工事共同企業体と本契約を結ぶための工事請負契約議案を上程する。契約金額は3億6,288万円。()

市保健企画課によると、整備されるのは敷地内北東の約1ヘクタール分。土地の追加購入は行わず敷地内の樹林地を整地し、1区画当たり2平方メートルの「2型墓地」1600区画と駐車場90台分、園路、トイレと水くみ場各2カ所などの付帯施設を整備する。また、バリアフリーを考慮して、駐車場と墓地の間に段差を作らず車いすでも墓参りできるようにする。

墓地不足が予測されていたことから、市は14年に市民4000人と市内の宗教法人約400団体を対象にアンケートを実施するなど対策を検討。アンケート結果と将来人口推計などで、26年までに墓地が8500区画分必要になるが、公営・民営含め3400区画が不足、民間の整備計画を含めても1000区画ほど不足すると試算。これを基に整備する区画数を決めた。

現在は同企業体と仮契約中で、議案が原案通り可決すれば、年内に本契約、年明けに着工する予定だという。

岡崎墓園は1975(昭和50)年に供用開始。墓地利用の需要に合わせ順次造成を行い、現在約30万ヘクタールの敷地内に1万2388区画、約150台分の駐車場などを備える。

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