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東海愛知新聞

宇宙の謎解明の一翼に

東海光学 集光器がガンマ線望遠鏡に搭載

眼鏡レンズメーカーの東海光学(岡崎市恵田町、古澤宏和社長)はこのほど、光機能事業部が携わった光センサーの集光器が世界最大級のガンマ線望遠鏡に搭載されたと発表した。宇宙の謎解明の一翼を担う部品には確かな技術力が生かされている。()

世界最大級のガンマ線望遠鏡「チェレンコフ・テレスコープ・アレイ(CTA)」は大西洋のスペイン領カナリア諸島のラ・パルマ島に完成した。宇宙から飛来する高エネルギーのガンマ線は、地球の大気に突入すると青白い光「チェレンコフ光」を放つ。望遠鏡でこの光を捉えることにより、ガンマ線の観測ができ、巨大なブラックホールや暗黒物質といった宇宙の謎の解明が期待されている。CTA計画は世界31カ国が参加する国際共同実験プロジェクトで、日本の多くの大学や研究機関も携わっている。

集光器は、直径23メートルの巨大望遠鏡のミラーが受けたわずかな光を効率よく集める役割を果たす。1個の形状は正六角形で厚みは0.5ミリ、鏡面仕上げの粗さは10メートル未満。2000個の集合体で、1個の集光器内では光が斜めに入っても高反射し、目的とする300〜500メートルの光の波長域を反射させるコーティングの薄膜設計を行った。

同部は同島に今後設置されるほかのガンマ線望遠鏡の集光器にも携わるという。

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