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東海愛知新聞

防災意識の向上へ

岡崎 冨田病院 地域住民とともに訓練

岡崎市本宿町の医療法人木南舎冨田病院で15日、地域住民を交えた防災訓練が行われた。日中の勤務時間帯に地震発生の二次災害としての火災発生を想定。職員の適切・迅速な対応と、地域住民も含めた防災意識の向上を図った。

院内で火災通報装置を使った通報訓練と避難誘導訓練を職員が実施。その後、地域住民約70人が加わって起震車と煙道体験、消火訓練、AED(自動体外式除細動器)・心肺蘇生法講習を行った。

起震車では震度7を体験。6日未明に発生した北海道胆振東部地震での最大震度と同じとあって参加者は強い揺れに驚くばかり。煙道体験を終えた中学生は「全く前が見えなかった」と感想を話した。AED・心肺蘇生講習では有資格者の地域住民が講師となり、実践しながら胸骨圧迫の優先を伝えた。

冨田裕院長(51)は「当院は災害拠点病院である市民病院の後方支援病院の1つ。顔の見える環境づくりを心掛けており、地域コミュニティーの中で防災意識の向上を図ることは重要」と話した。()

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