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東海愛知新聞

自分の相撲貫く

幸田町北部中2年生柴田さん
女子の全国大会で初V

幸田町北部中学校2年の柴田真歩さんが、岐阜県郡上市で15日に開かれた日本女子相撲連盟主催の「第9回全日本女子相撲郡上大会」(中学生超軽量級=50キロ未満)で、優勝した。初めての全国大会優勝に、柴田さんは「信じられないくらいうれしかった」と喜んでいる。

柴田さんは小学2年の時、全国大会で2度の優勝を経験している姉・歩乃佳さんの稽古を見学していた稽古場で関係者に声を掛けられ、女子相撲の世界へ。岡崎中央総合公園相撲場で歩乃佳さんと一緒に週2回、3時間の稽古に汗を流している。

この大会ではこれまで、小学5年の時の3位が最高成績だった。得意技は「出し投げ」だが、今大会では、まわしが取られやすくなる「脇が開く」癖を意識して脇を閉めることに集中して臨んだ結果、「押し出し」中心となった。

超軽量級には全国の中学1〜3年15人が出場した。決勝戦の相手は過去に稽古をしたことがある京都市の中学3年だった。「頭から当たっていけば勝てる見込みがあるのは分かっていた」(柴田さん)

今回の優勝を弾みに、次は堺市で10月15日に開かれる「全日本女子相撲大会」に照準を合わせる。柴田さんは「対戦相手の強さや勝敗は意識せず、どんな取組でも自分の相撲を取ることに集中したい」と意気込んでいる。()

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