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東海愛知新聞

猛暑の影響 観光にも

岡崎 川まつりは内容変更

落ち着く気配を見せない連日の猛暑。外に出た途端に汗が噴き出してくる「耐えがたい暑さ」は、さまざまな観光客が訪れる岡崎公園の集客にも影響を及ぼしているようだ。()

同公園を拠点に活動し、土日曜・祝日の午前11時からと午後2時からの2回、演武を披露しているグレート家康公「葵」武将隊。管理する岡崎パブリックサービスによると、通常は80人前後が見物する演武も、現在は50人前後にとどまっているという。

今年は客席として用意するテントを通常の2つから4つに増やしたが、少し離れた木陰から眺める人もちらほら。あまりの猛暑に、先週は観光客の体調を考慮して演武時間を10分短縮した。

職員は「熱中症が気がかり。せっかくの思い出が台無しになるのは避けたい」と気をもむ。今後、気温がさらに高くなった場合は「演武を中止する可能性もありえる」と話す。

観光客をもてなす側の武将隊のメンバーも、炎天下の演武で体を張る。一方で、こまめな水分補給と休憩を心掛けているという。

21日は恒例となっている扇風機型の「ミストシャワー」が、岡崎城前、巽閣前、観光みやげ店前にそれぞれ設置された。霧状に噴射される水はすぐに蒸発するため、衣類を濡らさずに涼むことができる。設置期間は9月17日まで。

岡崎市梅園、根石、井田、愛宕、連尺、広幡学区の住民でつくる「伊賀川を美しく会」は、豊田市の児童が熱射病で死亡した事故などを受け、岡崎市内を流れる伊賀川の流域で24日に開く「第45回伊賀川川まつり」の内容を一部変更することを決めた。

毎年1000人程度が参加する川まつりでは、流域の7会場で金魚約2万匹を放流したり、小学生や保護者らが魚つかみをしたりする予定だったが、今年は大雨・増水だった場合の「金魚の配布」のみにする。当日は10時ごろから7会場で配布を始める。

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