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東海愛知新聞

東京五輪のキャンプ地に

岡崎市 モンゴル・アーチェリー協会と覚書

岡崎市とモンゴル・アーチェリー協会は12日、モンゴル代表チームの2020年の東京五輪に向けた強化・事前キャンプを同市で行う覚書を締結した。

市スポーツ振興課によると、今年2月2日にモンゴルオリンピック委員会の委員やナショナルチーム総監督が来岡し、岡崎中央総合公園のアーチェリー場やトレーニングルーム、愛知産業大学同大三河高校アーチェリー部の練習を視察。ロンドン五輪アーチェリー女子団体で銅メダルを獲得した蟹江美貴さんを送り出すなど、アーチェリーを取り巻く同市の環境に触れた。

基本合意では、モンゴル代表チームが東京五輪に向けた強化キャンプと、出場を決めた場合は選手村に入る前に調整を図る事前キャンプを市内で行う。強化キャンプの時期や滞在にかかる双方の費用分担、同市が提供する練習場所などを今後協議していく。

締結式ではモンゴル・アーチェリー協会のプンツァグ・ツァガン会長が市役所を訪れ、内田康宏市長と覚書を取り交わした。プンツァグ会長は「弓矢は遊牧民の伝統。岡崎の選手を見習って自国選手のレベルを上げたい」とあいさつした。内田市長は「キャンプを通して互いの選手が仲を深めながら切磋琢磨して、一人でも多くの選手の出場につながれば」と述べた。(

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