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東海愛知新聞

北京五輪へステップ

岡崎の壷井君 全国中学フィギュア初V

岡崎市竜海中学校3年の壷井達也君が、長野市内で2月5、6の両日に開かれた「第38回全国中学校スケート大会」(フィギュア男子)で初優勝した。壷井君は23日、岡崎市役所で内田康宏市長と髙橋淳教育長に、中学1年から挑み続けた大会で最高の成績を収めた喜びを報告した。(今井亮)

大会ではショートプログラム(SP)で62点、フリースケーティング(FS)で132点を獲得。「高い成功率を維持してきた得点源」である3回転ジャンプのコンビネーションのSPでのわずかなミスや、習得を目指すトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)のFSでの失敗に悔いを残したが、「中学最後に果たせた優勝はうれしかった」と話す。高校には推薦入学が決まっており、「4月までのトリプルアクセルの習得と、世界ジュニア選手権(18歳以下)への出場」を目標に掲げながら、4年後の北京五輪も見据える。

姉の影響で3歳の時にフィギュアスケートを始め、現在は日本スケート連盟の強化選手に指定されている壷井君。小学生の時から続ける週7日の練習は、名古屋市港区の邦和スポーツランドと豊田市の中京大学を拠点にしている。

午前4時に起床して向かった名古屋で2時間練習した後、岡崎に戻って竜海中に登校。授業が終われば再び名古屋に向かい、午後5時30分から2時間練習する日々を送る。練習では、平昌(ピョンチャン)五輪で銀メダルを獲得した宇野昌磨選手とゲームの話で盛り上がることも。

平昌五輪で1、2位を独占した羽生結弦選手と宇野選手の活躍に「高難度の技やジャンプだけでなく、表現力、スケーティングにも磨きをかけたい」と決意を新たにした。

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