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東海愛知新聞

投票所の確保に奔走

愛知12区 衆院の解散総選挙に備え

突然表面化した衆議院解散の可能性。安倍晋三首相の動向や10月の解散総選挙を有力視する報道を受け、愛知12区(岡崎市、西尾市)の選挙管理委員会は19日、総選挙になった場合の最短日程とされる「10月10日公示、22日投票」を想定し、投票所の確保にそれぞれ走り出した。だが、選挙日程の不確定さに戸惑いの声も聞こえる。(今井亮、横田沙貴)

岡崎市内の投票所は88カ所。行楽シーズンという季節柄、5カ所程度が既に行事やイベントの予定で埋まっており、同市選管は施設管理者と日程変更の交渉に着手した。

一方で、所属部署での公務が既に入っている職員が少なくないことから、投票所要員の確保に頭を悩ませる。仮に、選挙日程がもう一つの可能性として挙がっている「10月17日公示、29日投票」になった場合は再度、調整し直すことになるという。

担当者は「期日前投票以外は地域で決まった投票所でしか投票できない。確保できない投票所があれば別の施設を探さなければならなくなるので、そうならないように努めたい」としている。

西尾市選管は、投票所となる施設33カ所の予定確認を急いでおり、予定が入っている場合は日程変更を交渉する。市選管は浮上した選挙日程について「寝耳に水。臨時国会召集の遅れから予期していなかった」と話している。

次期衆院選から、これまで愛知12区だった幸田町は区割り変更で愛知14区(豊川市、蒲郡市、新城市、東栄町、設楽町、豊根村、豊田市=旧稲武町)に編入される。

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