東海愛知新聞バックナンバー

 6月25日【日】

プール開きで水しぶき

岡崎・幸田 親子らでにぎわう

岡崎市南公園の市民プールと幸田町民プール(屋外プール)で24日、それぞれ「プール開き」があった。両プールではこの日、今夏のオープンを待ちわびた子どもらが水しぶきを上げてはしゃぐ光景があった。(今井亮、横田沙貴)

岡崎市南公園の市民プールは、園内に併設されている遊園地やゴーカートが楽しめる交通広場と並び、どこか昭和の風情が薫る場所。25メートルプールと滑り台がついた幼児用プールがあり、中学生以上60円、3歳〜小学生30円の入場料で満喫できる。ロッカー代は別途20円。

オープン初日は午前9時の営業開始から1時間程度で、プール内には約60人の子どもや保護者らの歓声であふれた。同園を管理する岡崎パブリックサービスによると、1日の来場者は例年、「海の日」が最も多く、昨年は約1200人が訪れた。30度以上を観測した好天の日は、午前中から人気を集める。

営業期間は9月3日までの72日間で、無休。ただし暴風雨警報などで営業が中断・中止する場合がある。おむつをしている子どもは入場不可、小学3年以下は保護者の同伴が必要。

「入場料の安さは三河地方一を自負しています。ぜひお越し下さい」と担当者。営業期間中は2万人の来場を目指すという。

幸田町民プールでは、水温が23.9度と低めの中、全長70メートルのウオータースライダーを、浮き輪に乗って滑り降りる子どもの歓声が響いた。

7月17日の海の日を含む3連休や夏休み中の週末、盆は混雑が予想される。同プールは9月10日までの営業期間中、6万3000人の来場を見込んでいる。

営業時間は平日が午後1〜6時、土日曜、祝日、夏休みは午前10時〜午後6時。利用料は小学3年以下200円、小学4年〜中学3年300円、高校生以上500円。問い合わせは、同プール(56―8111)へ。