東海愛知新聞バックナンバー

 3月8日【水】

お手柄!警察犬

岡崎署 行方不明女性捜索で表彰

岡崎署は7日、岡崎市内で行方不明となった70代女性を発見したとして、県警鑑識課の三枝篤史巡査長、山下真史巡査長、警察犬のラズール号を表彰した。

2月6日午前6時30分ごろ、女性が突然自宅からいなくなったとして、同居の家族から通報があった。女性は普段から「山で死にたい」と言うなど、自殺の恐れがあったことから、同署は県警鑑識課に警察犬の派遣を要請して女性を捜索。同10時10分ごろ、自宅から約500メートル離れた路上で歩き疲れた様子の女性を発見し、保護した。

ラズール号は7歳の雄のシェパードで、1歳ごろから警察犬として活動。これまでに複数の行方不明者を発見した実績があり、今回は自宅に残された靴のにおいをたどって女性を発見した。

表彰式では、山内和久署長から2人に賞状などが手渡された。表彰を受けた三枝さんは「行方不明者の捜索は発見に至らないこともあるため、こうして無事に見つかったことが何よりもうれしい」と女性の発見を喜んだ。