東海愛知新聞バックナンバー

 2月23日【木】

レッドサラマンダーがトミカに

来月18日全国発売

岡崎市消防本部に全国で唯一配備されている全地形対応型消防車両「レッドサラマンダー」が、タカラトミー(東京都葛飾区)の国民的なミニカーシリーズ「トミカ」で初めて商品化され、3月18日に全国で発売される。「岡崎市消防本部」の文字やヘリコプターが上空から視認する「愛知岡崎」の対空表示を実物同様に印刷。同市の親子や愛好家にとっては特別な一品になりそうだ。(今井亮)

■話題性重視 税別900円

同社の開発担当者が昨年10月に同市消防本部を訪れてレッドサラマンダーを取材した。実物の80分の1スケールで商品化されたトミカは全長約11センチ、高さ約3.5センチ、幅約3センチ。おなじみのダイカスト製で重厚感を醸しながらも細部まで精巧に再現された。

また、通常は緊急車両仕様のトミカに地方自治体の名称は印刷されないが、国内で類を見ない車両の特殊性から実現。前後ユニットの連結部分は、子どもが振り回しても外れないような強度を持たせながらの再現に苦労したという。

同社社長室広報課によると、レッドサラマンダーのトミカは、子どもらに人気のパトカーや救急車などがラインアップされている「はたらくくるま」の定番商品として展開される。生産数や販売期間に制限はないが、「告知なく販売を終了する可能性はある」としている。商品化については「国内に1台しかない車両が持つ話題性を狙った」と説明。「トミカを通じてレッドサラマンダーの存在を全国の子どもに知ってもらい、自然災害が発生した際の大変さを保護者が子どもに教えるきっかけにしてもらいたい」と話す。

同市消防本部は、実物の詳細を開発担当者にアドバイスするなどして協力。「市民の防災意識の高まりにつなげたい」と期待を寄せる。

価格は900円(税抜き)。全国の玩具専門店、家電量販店、大型スーパーの玩具売り場などで販売される。