東海愛知新聞バックナンバー

 11月15日【火】

化け猫で岡崎を周知

東康生にモニュメントを設置

東康生商店街まちづくりの会(小野修平会長)は13日、岡崎市康生通東2に設置した化け猫モニュメントの除幕式を行った。

日本三大化け猫伝説の地の1つとされる岡崎の新たな名所づくりにつなげようと計画された。新世紀岡崎チャレンジ100採択事業。

モニュメントは岡崎産の御影石を使用。台座を含めて高さ1.6メートル、幅0.6メートル、奥行き0.4メートル。長い舌を出して手招きする妖艶な姿を表現した。

小野会長は「岡崎は江戸時代の終わりに化け猫で、昭和29(1954)年に映画『怪猫岡崎騒動』で全国に名を売った。再び化け猫で岡崎を全国に発信しよう」とあいさつした。

また、この日は愛知学泉大学家政学部家政学科家政学専攻の3年生6人が授業の一環で制作した化け猫をモチーフにしたキャラクターの着ぐるみも登場し、式を盛り上げた。

同会は今後、モニュメントのパワースポット化や着ぐるみを使った岡崎の周知など、化け猫での地域活性化を図る。(横田沙貴)