東海愛知新聞バックナンバー

 10月10日【月】

市長選スタート

岡崎 市議選には56人

任期満了に伴う岡崎市長・市議会議員同日選挙が9日、告示された。市選挙管理委員会に立候補の届け出を済ませた各陣営は、出陣式で第一声を張り上げ、7日間の選挙戦に突入した。投開票は16日。(今井亮)

市長選には、ともに無所属で再選を目指す現職の内田康宏氏(63)=自民、公明、民進推薦=と、元市職員で新人の横山浩一氏(58)が立候補。1期4年の市政運営の是非が問われる内田氏に対し、乙川リバーフロント地区整備計画などに異議を唱える横山氏が挑む構図となった。

市議選(定数37)は56人が議席獲得を争う乱立戦となった。内訳は現職31人、新人25人。党派別は公明4人、民進2人、共産3人、諸派1人、無所属46人。

期日前投票はきょう10日から15日まで。市役所東庁舎と支所・市民センターの計8カ所に投票所が設けられる。投票時間はいずれも午前8時30分から午後8時まで。

選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられてから初めて迎えた市長・市議選。有権者の満年齢基準日は投開票日翌日の10月17日で、この日までに誕生日を迎える市内の18、19歳は、8000人程度とみられる。

過去3回行われた市長・市議同日選はいずれも投票率60%を割り込んでいる。新たに加わった18、19歳という有権者の純増による投票率への影響も焦点の1つだ。